越前和紙の白無垢で結婚式
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最終更新日:2014/01/16
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越前市の伝統工芸を活かしたウェディング
越前和紙の白無垢(むく)に地元で生産されたリボンのシャワー…。越前市今立地域のカップルが14日、古里の素材や技をふんだんに取り入れた人前結婚式を、二人が出会った同市南越中体育館で挙げた。式には地域の住民らも大勢駆けつけ温かく門出を祝った。
二人は、上城戸佑基さん(26)=同市野岡町=と高橋しずかさん(26)=同市赤谷町。南越中の同級生で、約12年の交際を経て結婚した。
“古里づくし”の式は「地元のものを使ってこんなことができるということを形にしよう」(上城戸さん)と発案。同市の式場の提案で、同市大滝町の製紙所などが共同開発した越前和紙の白無垢と綿帽子、羽織を使用。会場の体育館は、市教委や学校に依頼して実現した。
今年9月には2人が製紙所を訪れ、綿帽子用の和紙作りにも挑戦した。また「和紙の衣装などを多くの人に見てもらいたい」と、新聞チラシやブログで住民らに来場を呼び掛け。親族や友人に加えて大勢の地域住民らが訪れ、約200人が参列した。
大きな拍手に迎えられて真っ白な衣装に身を包んだ二人が登場。参列者の間をゆっくりと歩くと「きれい」などの声が上がった。ステージ前で上城戸さんが「産んでくれた両親や育ててくれた地域の皆さまに感謝し、仲良しの夫婦を目指します」と誓いの言葉を述べた。
同市の革職人が作ったクマの縫いぐるみに掛けて運ばれてきた指輪を交換。二人には内緒で南越中吹奏楽部の1、2年生25人が結婚式の定番曲を演奏するサプライズも。退場の際は、ライスシャワーならぬ地元企業が生産するリボンを使ったリボンシャワーもあった。
上城戸さんは「多くの地域の人たちの前で結婚を誓ったので、これからはけんかはしません」ときっぱり。しずかさんは「自分たちで漉(す)いた和紙の綿帽子をお披露目できてよかった。笑顔の絶えない家庭にします」と笑顔いっぱいだった。
参照:マイナビウーマン
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